2014.01.09 Thu 00:00

art it(Desiree Dolron)


Desiree Dolron
オランダはアムステルダムで活躍するフォトグラファーです


art it のコーナーでは
私が好きなアーティストやアートイベントなどを
ジャンルに拘らず紹介しています。

今日は デーシレー・ドルロン(Desiree Dolron) を紹介しましょう。

写真というのはともすると
ファインアートに比べて、格下扱いといいますか
実際に絵を描く人に比べると
普通の医者が歯科医を見下すような視線を感じるんですが
彼女の作品に触れた時の感動は何と言ったらいいんでしょうね。

この圧倒的なクオリティ・・質感
空気感が素晴らしい。

彼女の作品に初めて触れたのは
3枚目の写真です。
キューバの夜の風景だったと思いますが
初めて見た時は彼女の名前は記憶に残りませんでした。
次に見たのは雑誌のブルータスの写真の特集で
世界で活躍する写真家の紹介で取り上げられていたのをですが
衝撃でした。



artit

ただ撮って、現像してレタッチして印刷して終わりではない
印刷する紙にもこだわり、作品とし上げるまで
緻密な作業の繰り返し


artit

中世の絵画のような重厚な世界観


artit

まるでテーマの違う風景の作品も
これまで見たことのない独特のタッチ



artit

ハンマースホイの絵を思わせる
作品です

artit



artit

これはまるで レニ・リューヘン・シュタールのヌバのようでいて少し毒がある
インドやタイ、フィリピン、モロッコなどの苦痛や死が凝縮されあ宗教儀式を切り取っています。







youtubeで作品が紹介されていました。
美術館で作品に相応しいプリントで見てみたいものです。




こちらがオフィシャルサイトのようです
お時間があればゆっくりとご覧ください。

desireedolron.com
関連記事

Comments

多香子 #- URL

お。

いいですね。光と影。
まるで絵画のような…という陳腐な言葉は嫌いですけど。
絵で描く方が簡単な事もありますから。
写真はキチンと設定を創ってから撮らないといけないし。
って。言っても写真を撮るわけじゃないんですけどね(^_^;)

いつも素敵な作家さんのご紹介ありがとうございます。
でも…オフィシャルサイトのはちょっと…痛いです。
美しくない。

2014/01/09(Thu) 21:02       

mikado #- URL

こんばんは

いい質感ですね。
それに絵画的構図ですね。

肖像や部屋の構図、質感はヨハネス・フェルメールを思わせるし、意識していると思いますが、いかがでしょう?

2014/01/10(Fri) 00:22       

Épine #- URL

Re: お。

多香子さん

こんにちは。
実際に写真で撮るという作業を続けるとわかりますが
奥行きであったり質感であったり
それをライティングでイメージ通りに撮影して
更に現像してから細かなレタッチ・・と
気が遠くなる作業です。

オフィシャルに掲載されているドキュメントフォトは
キリストの受難を再現したお祭りだったり
シャーマニズムの祈祷だったりするようですが
昔ねイタリアの世界残酷物語という映画で
同じようなシーンを見ました。

今でも世界の何処かであるんでしょうね。
一般受けはしませんがあれだけで写真集も出ているようです。

2014/01/10(Fri) 12:19       

Épine #- URL

Re: タイトルなし

mikadoさん

こんにちは。

古典絵画の暗い部屋の中でのコントラストが
普通の写真とは違う世界観で好きな作家さんです。
フェルメールもハンマースホイも入ってますね。

でももうちょっと近い方画家がいたのですが失念しました。

2014/01/10(Fri) 12:24       

Épine #- URL

拍手コメントありがとうございます

ごろぉさん

拍手コメントありがとうございます。

javaで右クリック禁止にはしているんですが
もしかしたらブラウザによって
おかしなそういうことが有るのかもしれません。
お手間をお掛けします。

実際の人物や背景を絵画の世界観に
近づけるというのは日本人でも
森村泰昌さんがやっていますが
フェイクやパロディでない
オリジナルになりますから
物凄いエネルギーです。
真似ることなど出来ないのですが
どうしたら?と言う疑問と
写真のデジタルとアナログの融合の可能性を感じました。

2014/01/11(Sat) 09:29       

Post Comments

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント

Top